Intel Edison で音声合成テスト [未来]
[ 2015-01-15 ]
「Intel Edison Breakout Board Kit」と AQUEST の音声合成 LSI「AquesTalk pico LSI (ATP3012)」で、音声合成のテストを行ってみました。
※AQUEST のホームページでは、Arduino Uno 基板に挿すだけで評価ボードとして利用できる、動画の紹介があります。
Breakout Board はピンヘッダなどをハンダ付けし、AquesTalk pico はブレッドボード上で回路を組んでみました。
Phone Jack 基板の下にも、LED 用の抵抗配線とスイッチ用の配線(プルアップ抵抗は内部機能を利用)がしてあります。(配線確認が行い易いように、ジャンプワイヤも曲げています。(^^;)
スイッチを押すと、横の LED(Active Low 配線)を点灯し、音声合成で発声(「スイッチは、オンです。」)させています。
音声合成 LSI への出力は、UART 通信で手順を踏むのが本筋なのですが、動作確認なので直接デバイス「/dev/ttyMFD1」に対してプログラムから出力しています。(コマンドラインからは、「echo "aiueo." > /dev/ttyMFD1」で確認できました。)
基本回路に準じて組んだのですが、セラロックの 16MHz が手に入らなかったので、10MHz で組んだためにデータシート記載のようにボリュームを上げると雑音があるようです。(小音量では特段気になりませんでした。)
Bluetooth などで音声を含めた通信を行うシステムを考えているのですが、なんといっても「BlueZ」の情報(特に API)が少な過ぎますね。(かといって Wi-Fi では消費電力が... さしあたり Wi-Fi 経由で、メールでも飛ばしてみるかなぁ...)
クロス開発環境を構築しないと、本体上でのソース入力や閲覧、コンパイルは辛いものがありますね。
果たして、何か成果物は出来るのか?... (^^;
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