旧PCの活用(Windows 7) [現状]
[ 2011-02-01 ]
昨年から動作しなくなっていた Windows Vista マシンへ、必要な物が安価に入手できるようになったので、今年になって新たに Windows 7 を導入して動作するようにしました。
Vista としては主に動作確認用に使用していた物なので、ソフトウエアは C++ の開発環境や Qt などとちょっとしたアプリくらいで、たいした物は入れていなかったのですが、データとしては音楽用(CD 約 450 枚分)や携帯電話用のデータ、ドキュメントなどが入れてありました。
動作しなくなった理由は HDD の不具合だったのですが、HDD を復活させようと色々探し回っていたのと費用の問題もあって、長い間そのままになっていました。 その顛末は、また別の機会にでも。
この PC はメーカ製のスリムタイプで、購入した 2007 年当時に BTO で Vista(Ultimate:32bit 版)が動作する最低限のパーツ(CPU:Celeron D 347、メモリ:1.0GB(512MBx2)、グラフィック:オンボード G965)を選択した物でした。 その後 CPU を Core2 Duo E4600 に、メモリを 4.0GB(1.0GBx4) に交換し、CD/DVD も当初の物(IDE 接続)はゴム輪がプーリーで空転を起こして開く動作が失敗するようになったので、S-ATA 接続の物に交換していました。
メーカ製の PC は BIOS も色々と制限があり、変更できる箇所が限られています。(例えば S-ATA がオンボードでは 2 個のみ有効になっていて、元々は HDD で RAID(0,1) を組むものなので、1 個は CD/DVD などを繋いでも起動ドライブになれない。 etc...) そのため CD/DVD も S-ATA と IDE の相互変換ボードを装着しています。
Windows 7(Ultimate:32bit 版)を導入するのに伴い、オンボードグラフィックを止めてグラフィックボードを追加することにしました。 PC の電源容量が少ない(275W)のとスリム筐体のため、ロープロファイル対応で消費電力も少なく安価な Radeon HD5570 にしました。
筐体からの強制排気が電源くらいしか無い(CPU はパッシブダクトから吸い込むが、排気は筐体上方と後方に開いたパンチ穴のみ)ので、ロープロファイル用の排気ファンもグラフィックボードに対応するように取り付けました。
グラフィックボードからの熱を、排気ファンが吸い出してくれているようです。
Windows 7 も 64bit 版にするのなら最新の PC にした方が(メモリも沢山積めるし)良いだろうと思いますが、今のところ重い動画処理やゲームなどをする訳でもないので、旧 PC でも通常の使用なら十分だと思います。
グラフィックボードの最新ドライバをネットからダウンロードして適用したところ、パフォーマンスはプロセッサとメモリ(RAM)が一番低いサブスコアになってしまいました。(Vista 時のオンボードでは、ゲーム用グラフィックスが最低でした。)
印刷用の詳細画面からのスナップですが、32bit 版なのでメモリで有効なのは約 3.5GB ですし、HDD も実際には 500GB の物でパーティションを分割してあります。 ディスプレイは UXGA(1600x1200) を接続してあります。
しばらく使っていて、ディスプレイの電源関係で問題が発生していることが判りました。 スクリーンセーバーの後にディスプレイの電源が切れるようにデフォルトでなっていますが、電源が切れた後ではマウス操作やキーボード操作でも復帰されない状態です。 恐らく PCI Express の電源供給との絡みからの問題だと思われますが、調べるのも面倒だったのでどちらもオフにしてしまいました。
そのうち時間があれば、組み合わせを調べて見たいと思います。
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